ごあいさつ

住職 西谷正文

新しい本堂・会館・庫裡が完成して、丸10年が過ぎました。最初は慣れなかった空間でしたが、ここでの生活に、もうすっかりなじんできました。 何でもそうですが、できあがればそれで終わりというわけではなく、それが有効に活用されなければなりません。庫裡は別として、本堂・会館はご門徒の皆さんが、自分の家と同じように感じ、使用していただいていいものですし、またそうでなければなりません。

特に本堂にお参りいただくのは、住職の許可が必要というのではなく、自由に出入りしていただいて結構です。皆様の心のよりどころとして、ご本尊阿弥陀さまとの語らいの場として、どうぞお上がりください。

現代は、地域という横のつながりが崩壊し、家族という縦のつながりが希薄になってきているといわれています。それを再構築していくのが、お寺の役目だと考えています。

合掌
源光寺第18世 住職:釋 正文(西谷正文)

概要

山号清涼山(しょうりょうざん)
寺号源光寺
宗派浄土真宗本願寺派
本尊阿弥陀如来
創立年月日1522年(大永2年・496年前)
開基祐斉

沿革

1522年(大永2年・496年前)僧侶祐斉師の時、本願寺第9代実如上人から寺号「源光寺」と「本尊木佛」(阿弥陀如来像)一体を賜り、「西谷山源光寺」と称して開基。
1652年(承応元年・366年前)第6世了円師の時、当時の本庄村(現在出雲市本庄町)から現在地出来州村(出雲市灘分町)を開墾して移転し、本堂と庫裡を建立。
1872年2月6日(明治5年・146年前)第14世諦観師の時、浜田の大地震により本堂・庫裡ともに倒壊しましたが、同じ年に仮本堂が再建されました。
1917年(大正6年・101年前)日曜学校を開設。
1922年(大正11年・96年前)第16世順誓師の発願で、京都龍谷大学大宮学舎本館講堂(国の重要文化財)を原型とし本堂を建立、洋式木造二階建となる。
1922年(大正11年)夏季法座の時、龍谷大学の谷本富博士から、山号を「清涼(しょうりょう)」とすることを勧められ、以来「清涼山源光寺」と呼称し現在に至る。
1953年(昭和28年・65年前)光幼稚園を開設、一時期保育園も併設。(第17世智英師)
1987年(昭和62年・31年前)第18世正文師、住職となる。
1997年(平成9年・21年前)第18世正文師、光幼稚園園長に就任
2007年(平成19年・11年前)第18世正文師、学校法人 光幼稚園の理事長に就任

交通アクセス

  •  出雲空港 車で約15分
  •  山陰自動車道 宍道IC 車で約20分
  •  山陰自動車道 斐川IC 車で約15分